本当に1日に必要な塩分摂取量とは

diet03_m世界保健機構は2013年1月13日、「塩の摂取量を1日5g以下にするべきだ」との指針を公表しました。

 
食塩は、ナトリウムイオンと塩化物イオンで出来ています。

 
健康な人では、余分なナトリウムイオンは腎臓から排泄されますが、腎臓の働きが低下すると、体の中のナトリウムイオンを一定に保つために、水分が体からでてゆきません。そうなると血液の量が増えて血圧が上がるからです。

 
ただ、食塩によって血圧があがるのは、個人差があり、食塩を多く摂っても血圧が上がらない人もいますので、一般論として、減塩が必要と言われています。

 
日本人の平均食塩摂取量は、約11gです。

 
塩分摂取量で考えると食塩5gがナトリウムでは2g未満になります。

 
日本人は、食品を塩蔵して保存したり、味噌や醤油を使う文化があります。

 
この事を背景に厚生労働省が発表した日本人の食事摂取基準においては2010年より食塩として男性9g未満、女性は7.5g未満となっています。

 
本当のところ日本人にどのくらいの食塩が必要かのエビデンスは、今のところありません。

 
ただWHO国際高血圧学会や日本高血圧学会のガイドラインでは、6g未満が推奨されており、アメリカやイギリスでも6g以下が推奨され、政府も企業も減塩運動に取り組んでいます。

 
1950年ごろ20gを超えていた日本人の食塩摂取量は、減塩運動の結果減ってきています。

 
現在の日本人は肉体労働が減り、交通手段も便利になり家事労働も楽になり、汗をかく機会がへっていますので、排塩も減っていますので、今の基準よりも本当はもっと減塩は目指すべきでしょう。

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